Perfumeの英語記事を読む ~PAPERを読んで(2)~

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こちらの記事を読んだ感想です.前回の続きから.

 

There's bright, funny A~chan, an unofficial leader for the group with a trademark ponytail to match her playful personality

sweet, elegant Kashiyuka, with her long pin-straight hair and love of traditional Japanese crafts

calm, edgy Nocchi, the effortless cool girl with a bob so famous you can walk into any hair salon in Tokyo and simply ask for the "Nocchi" by name

記事でPerfume三人の説明をしている部分です.見た目だけじゃなくて,あ~ちゃんを"bright,funny"と形容したり,"unofficial leader"と書いたりと,絶妙な紹介だと思います.とくにのっちを"effortless"と説明しているのはすごくわかる気がしました.才能あふれる,さりげない感じのイメージがぴったり合います.

そのあとかしゆかがこんなことを言っています.

”Since our school days, the more that we try to sing together, the more our individual personalities seem to come out," she says”

いっしょに歌おうとするほど,個性が出てくる,といった感じでしょうか.いい言葉ですよね.三人がぴったり合わせて踊るほどに私も三人の違いに注目してしまいます.表情とか,ライブでの印象とか,のっちっぽい!みたいなところを探してしまいます.

中田ヤスタカ氏との関係性を大事にしているからこそ,いい曲にし続けられるといった話から,日本と海外のファンの反応の差をあ~ちゃんが語っています.日本は周りと合わせて盛り上がるけど,海外のファンは反応がダイレクトだし正直だ,と.海外で活動を始めたころはこうしたギャップがつらいときもあったんじゃないかと思います.

あとcompellingに強いるって意味から,強く引き付けるっていみがあるんですね.

その後東京ロンドンニューヨークをむすんだFUTURE-EXPERIMENTの話,テクノロジーが生活必需品になった,かしゆかスマホゲームしすぎらしいです.

最後はFuturePopのMVのようなテクノユートピアな未来について書かれた後,テクノロジーが発達したからこそ,直接会うことや,有機的なものが特別になってくるとあーちゃん,かしゆかが語っています.テクノロジーは,古くからあるものの価値をなくしてしまうのではなく,再発見させてくれるということですね.いくらライブ会場と遅延なく映像をみれても,ライブ会場でPerfumeを直接見に行くことの価値がなくなることは決してないし,それがアーティストの魅力だと思います.

 

以上です.英語なんで解釈間違いあるかもしれませんが,非常にいい記事でした.こんなに充実した内容が海外に発信されていると思うと安心します.逆に本邦の音楽メディアは雑誌などでまだ質の高いライブレポートなどを読めますが,売り上げは伸びているんでしょうか.こういったいい記事を読める機会がもっとあればいいなと思います.