ナナナナナイロ フルオンエア!
school of lock内,PerfumeLocksにて初オンエアされた「ナナナナナイロ」を聞いて
まず,”完成系”という言葉が浮かびました.アルバムFuturePopあたりから顕著になったFutureBassテイストの楽曲.バキバキ感が突き抜けたこれらの曲を,Perfume本来のJ-POPに落とし込み切った楽曲になったと思います.futurebass的な音がいいスパイスとなってところどころに散りばめられていますが,全体的には攻めているというよりは,Perfumeらしさがあります.ちょうどLEVEL3のころのPerfumeの色が少し感じられました.
今回の曲がこうなったのもCMタイアップだからでしょう.CMやドラマ主題歌になると,特徴的すぎる音では曲が目立ちすぎますし,商品やドラマのイメージにある程度合わせなければなりません.しかし中田ヤスタカはそうした中でPerfumeの代表曲と呼ばれるものを生んできました.そもそもCM曲「ポリリズム」で人気に火が付いたのがPerfumeです.今回も期待通り,いや期待を超える曲になりました.
曲の雰囲気は「ピコピコ東京」にも似てます.中田さんの最近の流行りでしょう.
特徴的な音が多く,体が動き出しそうなリズム.ライブにいきたい!
ナナナナナイロ
Perfumeの新曲,ナナナナナイロが使われているクラシエ「肌美精」のCMがYoutubeで解禁されました!
クラシエとのタイアップは以前からありましたが,とくにCMやキャンペーンなどしていなかったんで,もしや新曲がらみ...?とは思っていましたが,ついに来ましたね.
国内ツアーからの海外ツアー,コーチェラと長い間ライブ続きでした.気が付けば前のシングルは去年3月の無限未来!CD発売時期がもう少し先と考えると1年半ほど空くことになります.3,4か月に1枚出していた時代とは大違いです.
CMで聞こえる最後の「なないろろろろろろろ」みたいなところからイントロサビに入る部分めっちゃいい感じで楽しみです!
Perfumeの英語記事を読む ~PAPERを読んで(2)~
こちらの記事を読んだ感想です.前回の続きから.
”There's bright, funny A~chan, an unofficial leader for the group with a trademark ponytail to match her playful personality”
”sweet, elegant Kashiyuka, with her long pin-straight hair and love of traditional Japanese crafts”
”calm, edgy Nocchi, the effortless cool girl with a bob so famous you can walk into any hair salon in Tokyo and simply ask for the "Nocchi" by name”
記事でPerfume三人の説明をしている部分です.見た目だけじゃなくて,あ~ちゃんを"bright,funny"と形容したり,"unofficial leader"と書いたりと,絶妙な紹介だと思います.とくにのっちを"effortless"と説明しているのはすごくわかる気がしました.才能あふれる,さりげない感じのイメージがぴったり合います.
そのあとかしゆかがこんなことを言っています.
”Since our school days, the more that we try to sing together, the more our individual personalities seem to come out," she says”
いっしょに歌おうとするほど,個性が出てくる,といった感じでしょうか.いい言葉ですよね.三人がぴったり合わせて踊るほどに私も三人の違いに注目してしまいます.表情とか,ライブでの印象とか,のっちっぽい!みたいなところを探してしまいます.
中田ヤスタカ氏との関係性を大事にしているからこそ,いい曲にし続けられるといった話から,日本と海外のファンの反応の差をあ~ちゃんが語っています.日本は周りと合わせて盛り上がるけど,海外のファンは反応がダイレクトだし正直だ,と.海外で活動を始めたころはこうしたギャップがつらいときもあったんじゃないかと思います.
あとcompellingに強いるって意味から,強く引き付けるっていみがあるんですね.
その後東京ロンドンニューヨークをむすんだFUTURE-EXPERIMENTの話,テクノロジーが生活必需品になった,かしゆかスマホゲームしすぎらしいです.
最後はFuturePopのMVのようなテクノユートピアな未来について書かれた後,テクノロジーが発達したからこそ,直接会うことや,有機的なものが特別になってくるとあーちゃん,かしゆかが語っています.テクノロジーは,古くからあるものの価値をなくしてしまうのではなく,再発見させてくれるということですね.いくらライブ会場と遅延なく映像をみれても,ライブ会場でPerfumeを直接見に行くことの価値がなくなることは決してないし,それがアーティストの魅力だと思います.
以上です.英語なんで解釈間違いあるかもしれませんが,非常にいい記事でした.こんなに充実した内容が海外に発信されていると思うと安心します.逆に本邦の音楽メディアは雑誌などでまだ質の高いライブレポートなどを読めますが,売り上げは伸びているんでしょうか.こういったいい記事を読める機会がもっとあればいいなと思います.
Perfumeの英語記事を読む ~PAPERを読んで(1)~
先日読むといっていたPerfume関連の英語記事の中から,PAPERを読みました.
これを最初に手を付けたのは,はてなで記事がメンションされた数が多かったからです..多くのPerfumeファンの方が,ライターの愛が伝わる内容だ,などと書いていましたので,とても気になって一番目に読みました.
一字一句を訳すほどの英語力と根気がないので大体の内容を書きたいと思います.いわゆるパラグラフリーディングです.
※パラグラフリーディング:中学高校の英語教育で教えられるもので,段落ごとの概要をまとめてメモしながら読む,という方法です.
<概要>
LIve Report
筆者はFuturePopツアーの静岡公演に見に来ていて,その様子がまず書かれています.ライブが始まる前恒例の「のっちー!!」などの叫びのことも描いてあって,ライブ開始前の独特な雰囲気が思い出されます.臨場感ある情景描写です.
ライブ開始後は単語が難しくて詳しく読めていませんが,筆者はすっかりライブに魅了されてしまったようです.矢継ぎ早にexhilaratingやpulsatingなどの単語が出てきて,まあすごいことになっているんだろうといった感じです.
Perfume History
その後コーチェラ出演について書いてあり,そのあとはPerfumeの結成からの歴史が書かれています!日本ではPerfumeの歴史はTV等でよく特集されて,とくにファンではない人からも,苦労人であることや,広島の地方アイドルであったことが知られている印象ですが,海外に向けて発信しているのはとても珍しいと思います.
特に印象に残ったのはこの文です.
"Their success is also, perhaps most importantly, largely due to their personality-driven individualism, which helps set them apart from Japanese idol groups with rotational members."
この分析は的を射ているとおもいます.圧倒的な個性が,Perfume3人の成功の基であり,近年の一般的なアイドルとは一線を画すことができた理由である,と.(読み間違えていたらすみません)
Perfumeの脱アイドルについては,また書きたいのでここでは割愛しますが,Perfumeはアイドル路線を貫いていれば今のようなキャリアはありえなかったでしょう.なぜJ-POP女性アーティストとして初めてコーチェラに来るのがPerfumeなのか,その理由はこれで十分説明がつくでしょう.
Interview
ここらへんからGoogole翻訳に単語を打つのがめんどくさくなってきてかなりざっくりとした内容しか取れていませんが,悪しからず.
この筆者はちゃんと3人と面と向かってのインタビューをしているんですね.ライブも見て,だいぶしっかりとした取材をして,記事を海外に向けて発信してもらえるのは日本の一ファンとしてうれしいです.ここで三人の言葉も書かれていますが,通訳を通してインタビューしています.つまりアメリカ人の記者なんでしょう.てっきりJ-POPやPerfume紹介の記事が詳しすぎて,日本人が書いているのかもと思いましたが.
続きはまた書きます.
カウントダウンライブの思い出
今週のPerfumeLocksを聞いて,カウントダウンライブを思い出しました.
私は現地横浜アリーナにてライブ参戦しましたが,なにより思い出に残っているのは1万人以上集まったP.T.A会員のコール,そして腕のふりです.これは一発目の紅白リハーサルからバリバリ伝わってきました.全員が,体力をあとに残そうなんて考えなしに,全力で腕を振る.
私はスタンド最前列だったので,アリーナの様子がよく見えました.ぐるんぐるんツアーのころにP.T.Aのコーナーで稲穂のダンスがあって,麦色の腕が左右に揺れる様が稲穂みたい,とあ~ちゃんが言っていたようなことを思い出しました.そんな優雅なイメージよりもだいぶ力強い印象でしたが.
P.T.Aの中でも大晦日もライブに来てしまうようなクレイジーなファン(オタク)が集結し,全力で楽しんでる様子は,なんだか勇気づけられる気持ちになりました.普段はPerfumeファンであることをあまり公言しませんし,周りにもファンはほぼいませんが,
こんな多くの人をこんなにも夢中にさせるものがPerfumeなんだ
私の好きなPerfumeはやっぱりすごいな,
と素直に感じました.なんだか涙がでてきました.
エレクトロ・ワールドのコールは特にすごかったですね.正直Perfumeの三人よりも周りのファンを見回してしまったほどです.もう紅白のリハーサルと中継だけでめちゃくちゃ満足感があって,この後が本番のカウントダウンなの?,これ以上盛り上がれるの?,と心配になりましたが,
杞憂となりました.ライブの盛り上がりは最高でした.If you wannaのサビで腕を振るやつって,やっぱりP.T.Aはズレませんね.あれ結構むずかしいと思うんですけどね.さすがです.
1つ残念だったのが,年越し後にWifiとスマホを使ったP.T.Aのコーナがあったんですが,私のスマホは一度もつながりませんでした.設定方法が間違えていたのか,理由はよくわかりませんが,周りでもつながっていない人が多かったです.そんな状態でもステージではコーナが進んでいきます.これは時間の都合上しょうがないですが,最新鋭の通信技術を使ったから大丈夫!と3人もいっていたのに残念です.
テクノロジーによってつながるということが簡単になった現代だからこそ,つながれないときの疎外感や孤独さはおそろしいものだな,と感じました.
私はPerfumeとテクノロジーの融合によって成されるパフォーマンスが大好きですが,その難しさ,危うさを初めて感じたような気がしました.ですが,私としてはPerfumeとスタッフの皆さんにはこれからテクノロジーとの融合をどんどんと進めてほしいです.それができるのはPerfumeが一番だと思いますし.
盛りだくさんでしたが本当に最高のライブだったことは確実です.正直ファンの盛り上がり,会場の雰囲気は史上最高のライブだったんじゃないかと思います.今年の3人の活躍が楽しみです!まずは新曲が欲しいですね.今の状況から出す次のシングル,全く想像が付きませんが,海外に出る年だからこそ,最高に挑戦的なものが来るんじゃないでしょうか.楽しみです.
Perfumeの海外雑誌を英語で読む
3月から始まるPerfume4度目となる海外ツアー.
今回は北米中心ですね.ヨーロッパ回ったのって2ndツアーだけで,その後3rdと4thはアメリカとアジアが中心ですね.アジア回る理由は,近いからとかわかるんですが,なぜかヨーロッパ回りませんね.ヨーロッパでウケが悪かったんでしょうか?
海外ツアーの頃になると出てくるのが海外のメディアがPerfumeに取材した記事です.Perfumeが出るものなら(お金と時間が許す限り)なんでも把握しておきたいのがファンの心ってもんです.
とりあえず忘れないうちにまとめておきましょう.
記事がこちら.
billboardの記事ですね.Coachella Fesへ出演するPerfumeをアメリカの音楽好きに紹介するといった記事は多いのかもしれません.
続いて,
リンクの宣材写真がbillboardとはバージョン違いですね.
この2つは文の量が抑えめで読みやすそう.
japantimesのこの記事は,上のものと対照的にがっつり文量,しっかりインタビューしていて読み応え抜群ですね.
最近はChromeで英語のWebサイトを開くとGoogle翻訳が自動で起動して,まるで日本語のページのように翻訳してしまいます.
Google翻訳もひと昔に比べたらだいぶ精度の高い翻訳をするようにはなりました.でもどこか不自然ですね.記事を書いている人の気持ちを感じるにはやっぱり原文を読むしかないでしょう.英語の勉強にもなります.音楽業界特有の言い回しや単語が出てきたりと,発見が多いのもいいですね.
とりあえずjapantimesとかハードすぎて読みかけで放置してるので,また読みたいと思います.